不動産投資に有用な知識をもっと身につけたい。そんな方には、知識も資格も手に入る「資格の勉強」が一石二鳥でオススメです。年初は一年の目標を立てるにもうってつけ。挑戦し甲斐のある資格を3つご紹介します。
【難易度 ★★★「宅地建物取引士」で業界の仕組みを知る】
宅地建物取引士(宅建士)は、言わずと知れた不動産業を行なうための国家資格。不動産取引に関わる民法、宅建業法、法令上の制限、税金等について、適法に取引を進められるレベルで習得する必要があるため、自然と不動産業界の仕組みについても深く知ることができます。
合格率約15%の難関の国家資格だけに、取得すれば一目置かれるだけでなく、新しいビジネスの可能性も広がります。
【難易度 ★★「賃貸不動産経営管理士」理想の管理を追求】
賃貸管理の専門家であることを示す資格として近年、注目を集めるのが賃貸不動産経営管理士です。賃貸住宅管理業法の施行に伴って国家資格化され、2021年度は約3.3万人が受験、重要性も人気も高まっています。
合格のためには、管理委託契約や賃貸借契約の知識はもちろんのこと、理想的な入居者対応や建物メンテナンスの知識も必要に。健全な物件維持管理の方法を、ソフト・ハードの両面から学ぶことができます。
【難易度 ★ ~ ★★★「ファイナンシャルプランナー」で資産運用全般を学ぶ】
不動産のみならず、資産の問題全般について詳しくなれるのがファイナンシャルプランナー(ファイナンシャルプランニング技能士)です。取得に向けては、総合的な資金計画の立て方(ファイナンシャルプランニング)をベースに、保険、金融商品、税金、不動産、相続の5分野を横断的に学ぶことになるため、ご自身の資産のバランスや将来設計について、見直しをする良い機会に。
国家資格としてFP技能士1~3級が、民間資格としてAFP、CFP® が用意されており、自身の目標や知識レベルに合わせて挑戦がしやすい資格といえます。