こんにちは、セゾンハウス資産管理部です。
今回のブログは、11月17日に試験が実施された
「不動産賃貸経営管理士」について、お話ししたいと思います。
この資格は、2021年4月21日に国土交通省が発表した省令によって国家資格となりました。
国家資格化されたことに伴い、年々受験者が増加し、それに合わせて難易度が上がり、
合格率も宅地建物取引士には及びませんが、20%に近い数字となってきております。
不動産賃貸経営管理士は、賃貸住宅管理業を行うための
「業務管理者」に必要な条件とされております。
その役割は、下記に記載されるものがございます。
・賃貸住宅の維持保全(建物・設備の点検・維持・修繕等)
・家賃・敷金等の金銭の管理
・オーナーと入居者との間の賃貸借契約の更新・解約に係る業務
・入居者からの苦情への対応に係る業務
・入居者の入退去に係る業務等
現状では、宅地建物取引士のように独占業務と呼ばれるものはこの資格にはありません。
しかし、賃貸住宅経営や空き家の有効活用等、世間のニーズ・関心が深まっているため、
将来的には不可欠な資格となるかもしれません。
今後の賃貸住宅経営は、マスターリース契約や民泊事業、不動産証券化など、
より一層複雑化してくることが予想されます。
こういった資格の取得に努め、今後のオーナー様の不安の軽減や、
満室経営のサポートができるようになりたいと思っております。
セゾンハウス資産管理部 T・M