セゾンハウスの資産管理部です。
今回のテーマは「入居審査の重要性」についてお伝えしていきます。

賃貸物件を所有するオーナー様にとって、
効果的な入居者選定は極めて重要です。

適切な入居者を選ぶことは、賃貸物件の安定的な収益確保や
トラブルの回避につながります。

今回はその入居前に行っている入居審査についてお伝えします。

入居審査といっても、具体的に何が行われているかわからない方も多いかと思いますが、
オーナー様へ連絡をする前には下記のようなことが行われています。


①面談やコミュニケーション
内見時に相手の現在のお仕事や引っ越し理由、現在の状況を把握します。
ひととなりを知ることで、入居後のコミュニケーションが円滑に取れるかどうかを確認します。

②収入情報の確認
収入情報についてはお申込の段階で確認します。
長期入居を想定した場合、安定した収入源があるかどうかは重要な判断材料になります。
通常、賃貸料の月額収入の3倍から4倍程度の収入がある入居者が望ましいとされます。
収入情報を確認することで、入居者が賃貸料を支払う能力を判断できます。

③過去の賃貸履歴の調査
入居者が過去にどのような賃貸物件で暮らしていたかを調査することも重要です。
前の賃貸物件での振る舞いや支払い遅延の有無など、入居者の信頼性や責任感を判断します。


実際、収入情報や過去の支払い遅延などについては、
内見時にはわからないことがほとんどです。

そういった点も踏まえ、保証会社に加入していただくことで
より信頼性の高い入居者を選定できます。

入居審査は賃貸物件管理の中で最も重要なプロセスの一つであり、
慎重に行うことが重要です。

優良な入居者に長期で入居していただくことが、オーナー様の安定的な収益確保や
長期満室経営につながると思っております。

セゾンハウス資産管理部 T・M