大規模修繕工事



大型倉庫(さいたま市見沼区)

築30年超・延べ床面積が600坪超の大型倉庫の大規模改修工事施工例です。

賃貸テナントが物流倉庫として盛業中です。築年が経過しておりましたので、屋根には台風や強風による飛来物で破損した箇所が多数あり、外壁には強い紫外線の影響による塗膜の剥がれ・ひびが顕著な物件でした。また全体的に汚損が顕著で暗い印象の物件でした。 点検の結果、外装全体の経年劣化に加えて、屋根からの雨漏りの恐れや、倉庫内電気配線の劣化も確認されました。

築30年超・延べ床面積600坪超の大型倉庫
物流倉庫として盛業中。営業を全く止めずに改修しました
電気配線や外壁のさび止め及び塗装をしっかりと施工

長期間メンテナンスが行われていなかった倉庫ですので、改修工事は大掛かりなものとなりましたが、盛業中のテナントの営業を全く止めることなく、電気配線の改修工事や外壁のさび止め及び塗装をしっかりと施工いたしました。明るくきれいにリニューアルされた倉庫は、地域の景観にもよい影響を及ぼし、なによりも、入居中のテナントに大変喜んでいただきました。

経年劣化や汚れが目立つ倉庫は近隣やテナントに与える印象が、あまりよくありません。築年が経過した倉庫でも機能性と美観が維持されていると、資産価値の向上につながります。つまり、定期的な大規模修繕は継続的に賃料を高く設定することを可能とします。メンテナンスには費用や手間がかかりますが、その費用対効果は大きなものと言えるでしょう。

施工例のような金属造の倉庫は耐用年数が17~31年です。しかし、施工例のように、立地条件や自然災害により劣化が思いのほか進んでいる場合もあります。 定期的点検を行い、しっかりとメンテナンスを行うことは、防水や遮熱の機能性を向上させ、倉庫の寿命を延ばすことを可能とします。点検・改修工事には費用がかかりますが、建替えよりもはるかに費用を抑えることができますので、結果としては、長い目で見て物件の収支がプラスとなります。

大型倉庫 大規模修繕工事



大型貸倉庫


所在地:埼玉県さいたま市見沼区
築年:1977年

 



構造:鉄骨造
延床面積:約1977.32㎡
用途地域:準工業地域

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